購入したミニPC「GMKtec」の「EVO-X1」で「AMUSE」画像生成AI動かしてみた!

購入したミニPC「GMKtec」の「EVO-X1」で「AMUSE」画像生成AI動かしてみた!

AIに関しては色々と動かしてみたのですが、長くなりそうなので、それぞれ別記事で書いていきます。

今回入れたツールは以下の3つ
・LM STDIO
・AMUSE
・Pinokio

画像生成の「AMUSE」をチラ見せしていたので、ちゃんとどんな感じか紹介していきます。

「AMUSE」はAMDが開発を支援しているので、AMDのCPUやGPUに対応しています。
今回一番ミニPCの性能を生かせるアプリでもあります。

なので「AMUSE」は、画像生成以外に、動画の生成まで、モデル複数簡単に使えるように用意されているので、AMDのGPUを持っている人はお勧めできるアプリです。

画像の生成は3種類の速度重視からクオリティー重視までがある事を前回軽く紹介しました。
それ以外に、自分で大雑把な絵で配置を指定するモードや、既にあるイメージを別のスタイルに変換するなど、色々なモードやモデルを利用できます。

ちなみに、このチャイナドレス女性画像も、生成した物です。

今回は、こちらのチャイナドレスの女性の画像を「angel style」で変換をかけてみます。

結果がこちら

サンプルとして1枚大きく表示します

どの辺がangel style なのかは、人による所だとは思いますが、全体的に白くなって、清楚な感じが多分AIの解釈なんだと思います。
分かりやすく羽とか付けてこなかっただけ良かったと思うべきでしょうかw

1種類だと分かりにくいので、次は「cyberpunk style」で作成してみます。
それっぽく解釈されるのか、楽しみですね。

結果がこちら

いい感じでサイバーパンクになっています。
かなりいい感じで変換されるので、自分の写真とかで遊んでも面白いかもしれません。

プロンプトは「A mountain landscape」です。日本語だと「山の風景」ってかんじですね。
次が作成済みの画像になります

綺麗に描いた絵に合うように生成されます

完成はこんな感じになります。
それっぽくなってます。プロンプトで、人物やポーズを文章で書いても、微妙な位置や配置は絵で描いた方が、正確ですし書きやすいですよね。
この辺をハイブリットで使えるのは便利ですよね

ここまでは、イージーモードでしたが、ここからエキスパートモードを少し紹介します。
エキスパートモードは結構できる事が多いので、詳しくは次回になりそう

パーとモードに入ると次のような画面になります。

ここに次にようなプロンプトを入れて、更にAIモデルは「Flux.1Schnell」を読み込みます

使用したプロンプト

A black wooden dining table with a glossy finish is placed in the centre of the room. On the table are a white cup with a red pattern, a white saucer, a small blue-green cup and a decorative plate with a floral pattern. To the left of the table is a high-backed dark wooden chair with a curved backrest. A similar chair is partially visible to the right. The wall behind the table has white and grey vertical stripes, with a tall dark wooden vase with dried flowers in the left background. The floor is dark brown tiles.

日本語訳

光沢仕上げの黒い木製のダイニングテーブルが部屋の中央に置かれている。 テーブルの上には、赤い模様の入った白いカップ、白いソーサー、青緑色の小さなカップ、花模様の飾り皿が置かれている。 テーブルの左側には、背もたれがカーブした背の高い濃い木製の椅子がある。 右側にも同じような椅子が部分的に見える。 テーブルの背後の壁には白とグレーの縦縞があり、左の背景にはドライフラワーが入った背の高い濃い木の花瓶がある。 床はこげ茶色のタイル。

設定はデフォルトでそのままで作成してみます。
おしゃれな部屋が出来上がれば、プロンプト通りです。

いい感じになっています。
机の映り込みまで表現されていて凄いですよね。

今度はモデルを「Real Cartoon 3D」に切り替えて生成します。

このクオリティーで10秒かからずに生成できます。
このモデルも部屋とかだといいですね。
カジュアルな感じになるので、目的に応じて使うモデルを切り替えるとよいかもです。

イージーモードは、AIモデル指定出来ませんが、エキスパートモードだと、用意されている中からの選択ですが、色々選べるのでエキスパートな感じですw

イージーモードは、AIモデル指定出来ませんが、エキスパートモードだと、用意されている中からの選択ですが、色々選べるのでエキスパートな感じですw
で、モデルマネージャーというのがあり(画像のような感じ)、ここで良さそうなモデルをダウンロードして利用できます。

最後にこんなモデルもあるって例を出しつつ、終わりたいと思います。
プロンプトは同じです。

次回「AMUSE」をもう少し続けます。

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