「USB KVM(Sipeed NanoKVM-USB)」を購入しました

「USB KVM(Sipeed NanoKVM-USB)」を購入しました

KVMってなに?

って事で、なんぞやってのを軽く解説

そもそもKVMには主に2つの意味があります。
1.KVMスイッチ: これは「Keyboard(キーボード)」「Video(ビデオ)」「Mouse(マウス)」の略で、複数のコンピュータを1つのキーボード、モニター、マウスで操作するための装置です。これにより、デスクスペースの節約や作業効率の向上が図れます。
2.Kernel-based Virtual Machine (KVM): これはLinuxのカーネルに組み込まれたオープンソースの仮想化技術で、Linuxをハイパーバイザーとして動作させ、複数の独立した仮想マシンを稼働させることができます。KVMを使用することで、Linuxだけでなく、WindowsなどのさまざまなOSを同時に実行できます。

で、今回は1です。2は何やら、色々と難しい感じですが、いわゆる仮想PCでPCの中にバーチャルのPCを沢山動かす仕組みで、このブログのサーバーなんかもその上で動いている感じです。(そんなサービスを利用しています)

1の話に戻ります。
昔はPC切替器なんて感じで売られていました。
ディスプレイとキーボード&マウスは1台ずつで、パソコンが2台ある時に、それをボタン一つで切り替えて、同じディスプレイとキーボード&マウスを利用できて便利っていう機器です。
これは、これで便利だし、会社のパソコンと家のパソコン切り替えるとか、ディスクトップとノートPC切り替える(ノートでもディスプレイがあると便利)とかでも、あるとは思います。

今回購入したのは「Sipeed NanoKVM-USB」なんですが、これはPCのブラウザに別PCの画面を表示するという代物です。
実際の品物はアマゾンのリンク先を見てください。

NanoKVM-USB操作とマルチデバイス共同グラフィック操作。Chromeによる直接、HDMIビデオ信号をキャプチャ(NanoKVM-USB)。

新品価格
¥7,700から
(2025/7/10 10:28時点)

何に使うかというと、ディスプレイに繋げていないPCとか、PCのパーツ交換の時に借りで動作チェックしたい時なんかに利用する予定です。
ノートPCで別PC画面を表示させる事ができるので、ノートPCならどこでも動かせるため、使い勝手が良さそうなので、こちらを購入しました。

実際に届くと、思ったより小さくて、持ち運びにも困らないいいサイズで、むしろケーブルの方が場所をとるぐらいです。

実際の接続は、

こんな接続なります。
少しややこしいですが、HDMIで画面、USBでキーボーとマウスの操作ができるます。
ノートPCにはUSB TypeC 1本で接続されるので、非常にシンプルです。

ノートPCではブラウザでターゲットPCの画面を表示できるので、特別なアプリを入れる必要が無いのも簡単で便利です。

価格はアマゾンで8千円弱とちょっとお高めではありますが、使い勝手などを考えると十分お手頃かなと思います。

仕組みとして面白かったのは、ターゲッPCのHDMIから入ってきた映像をWEBカメラからの映像という事にして、ブラウザで表示しています。
なので、ブラウザで表示する時にカメラの映像を表示するか聞かれて、なるほどカメラ映像か!ってなりました。
既存の仕組みを利用するので、特別なソフトをインストールする必要が無く、簡単にセットアップできてすぐ使える所が、うまい作りだなと思いました。

最後に意味なく綺麗な風景を入れておきます

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比較的最近の気になったニュース11月26日

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ローカルで効果音が作成できるAI「MMAudio」を使ってみた(「Waves Place」と同じ効果音も作ってみました)

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MMAudio は、ビデオやテキストや画像の入力が与えられると、動画は同期されたオーディオ、画像はそれに合った音を生成します。 使用方法は Pinokio https://pinokio.co/ こちらのアプリからインストールして、「MMAudio」を使います。 インストール方法などは別記事を書きたいと思います。 比較対象として 時計のG-shockでおなじみのCASIO(カシオ)の新サービス!AIで効果音が生成できる「Waves Place」を試してみた の記事と比較しやすいように、同じようなプロンプトで作成します。 MMAudio は、ビデオやテキストや画像の入力が与えられると、動画は同期されたオーディオ、画像はそれに合った音を生成します。 使い方が非常に簡単な上に、動画に合わせて生成できるのも使い勝手がいいですね。カシオの「Waves Place」はテキストからだけだったので、こちらの方が少し上な感じがします。 実際にできるのは、 ・テキストから効果音生成 ・画像から効果の音生成 ・動画に合わせて効果音生成 前に「Waves Place」用に作成した動画が、丁

久々にオールインワンのコード生成「DeepSite」を使ってみた

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AIがWEBサイトをコーディングしてくれるサービスです。 DeepSite https://huggingface.co/spaces/enzostvs/deepsite 今回はテトリスっぽいゲームを作ってもらいました 今回の完成品 https://iaisd9-blocky-blitz-bonanza.static.hf.space/index.html では本題です。 アカウント(無料)を作ると、完成品をこのように公開できます。 ちなみに無料のユーザー登録すると、制作物を「DeepSite」で公開できる機能もあるので便利です(今回はその機能を使っています)。 複数のページが相互接続された複雑なウェブサイトを構築できます。 シンプルなランディングページから、動的なルーティングとナビゲーションを備えたフル機能のウェブアプリケーションまで、あらゆるものを構築できます。 と言う事で、WEBページであれば、かなりの物を作成できるサービスなので、当然ブラウザで遊べるゲームも作る事ができるので、テトリス的なゲームを作ってもらいました。 このサービスに限らず、既にWEB

時計のG-shockでおなじみのCASIO(カシオ)の新サービス!AIで効果音が生成できる「Waves Place」を試してみた

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前に気になっていたけど、試していなかったので、今回試してみました。 CASIOのアカウントを作成する必要があります。 ちょっとめんどいですが、無料で試せるのでとりあえず作成して試してみました。 一応プレスリリースです。 AIで効果音が生成できる「Waves Place」とライブ配信専用スケジューラー「Streamer Times」を正式リリース 実際どんな交換が生成できるのか、結構気にはなってます。 効果音系のアプリも実は持っているので、そんなのと比較もしてみたいですが、今回はこのサービスがどんな感じかを試します。 まず、料金プランのリンクです。最新情報はこちらを参照してください。 一応現在時点のプランです。 フリープランでは商用は不可ですね。 「starter」プラン以降で商用利用可能です。 フリーだと月20回までお試しできる感じです。 月千円(「starter」プラン)で800回って事なので、普通は「starter」プランで使い切れない気がします。 使うとすると、基本的に必要な時に有料プランして、終わったらフリーに戻すみたいな使い方になりそうなサービスです。 実際