「USB KVM(Sipeed NanoKVM-USB)」を購入しました

KVMってなに?
って事で、なんぞやってのを軽く解説
そもそもKVMには主に2つの意味があります。
1.KVMスイッチ: これは「Keyboard(キーボード)」「Video(ビデオ)」「Mouse(マウス)」の略で、複数のコンピュータを1つのキーボード、モニター、マウスで操作するための装置です。これにより、デスクスペースの節約や作業効率の向上が図れます。
2.Kernel-based Virtual Machine (KVM): これはLinuxのカーネルに組み込まれたオープンソースの仮想化技術で、Linuxをハイパーバイザーとして動作させ、複数の独立した仮想マシンを稼働させることができます。KVMを使用することで、Linuxだけでなく、WindowsなどのさまざまなOSを同時に実行できます。
で、今回は1です。2は何やら、色々と難しい感じですが、いわゆる仮想PCでPCの中にバーチャルのPCを沢山動かす仕組みで、このブログのサーバーなんかもその上で動いている感じです。(そんなサービスを利用しています)
1の話に戻ります。
昔はPC切替器なんて感じで売られていました。
ディスプレイとキーボード&マウスは1台ずつで、パソコンが2台ある時に、それをボタン一つで切り替えて、同じディスプレイとキーボード&マウスを利用できて便利っていう機器です。
これは、これで便利だし、会社のパソコンと家のパソコン切り替えるとか、ディスクトップとノートPC切り替える(ノートでもディスプレイがあると便利)とかでも、あるとは思います。
今回購入したのは「Sipeed NanoKVM-USB」なんですが、これはPCのブラウザに別PCの画面を表示するという代物です。
実際の品物はアマゾンのリンク先を見てください。
NanoKVM-USB操作とマルチデバイス共同グラフィック操作。Chromeによる直接、HDMIビデオ信号をキャプチャ(NanoKVM-USB)。 新品価格 | ![]() |

何に使うかというと、ディスプレイに繋げていないPCとか、PCのパーツ交換の時に借りで動作チェックしたい時なんかに利用する予定です。
ノートPCで別PC画面を表示させる事ができるので、ノートPCならどこでも動かせるため、使い勝手が良さそうなので、こちらを購入しました。
実際に届くと、思ったより小さくて、持ち運びにも困らないいいサイズで、むしろケーブルの方が場所をとるぐらいです。
実際の接続は、


こんな接続なります。
少しややこしいですが、HDMIで画面、USBでキーボーとマウスの操作ができるます。
ノートPCにはUSB TypeC 1本で接続されるので、非常にシンプルです。
ノートPCではブラウザでターゲットPCの画面を表示できるので、特別なアプリを入れる必要が無いのも簡単で便利です。
価格はアマゾンで8千円弱とちょっとお高めではありますが、使い勝手などを考えると十分お手頃かなと思います。
仕組みとして面白かったのは、ターゲッPCのHDMIから入ってきた映像をWEBカメラからの映像という事にして、ブラウザで表示しています。
なので、ブラウザで表示する時にカメラの映像を表示するか聞かれて、なるほどカメラ映像か!ってなりました。
既存の仕組みを利用するので、特別なソフトをインストールする必要が無く、簡単にセットアップできてすぐ使える所が、うまい作りだなと思いました。
最後に意味なく綺麗な風景を入れておきます
