Windows環境の「Claude Code」で「Serena」を使ってみる(主にエラー対応)

Windows環境の「Claude Code」で「Serena」を使ってみる(主にエラー対応)

使い方や、コマンド例など情報はかなりあるのですが、その通りやっても動かない。
Windowsでと書いてあっても、PowerShellで動かしていなかったり、ちょっと環境が違う。

ちなみに、AIにも聞いてみましたが、いまいちピントを外した解答だったので(一応提示された対応は試してみました)、まあそうだよねって結果でした。

PowerShell限定で更に調べてみると、同じような苦労をしている人が世界に何人かはいて、解決方法も提示してくれています。

Claude Code + Serena for Windows

記事を参照しつつまとめると

このコマンドを実行するとエラーになる

claude mcp add serena -- uvx --from git+https://github.com/oraios/serena serena-mcp-server --context ide-assistant --project $(pwd)

error: unknown option '--from'

このコマンドを実行するととりあえず動く

claude mcp add serena -- "uvx --from git+https://github.com/oraios/serena serena-mcp-server --context ide-assistant --project $(pwd)"

でも、それだと色々足りないので、以下のファイルを編集する

code C:\Users\<your-name>\.claude.json

次の部分を

      "mcpServers": {
        "serena": {
          "type": "stdio",
          "command": "uvx --from git+https://github.com/oraios/serena serena-mcp-server --context ide-assistant --project <your-project-path>",
          "args": [],
          "env": {}
        }
      },

次のように変更する

      "mcpServers": {
        "serena": {
          "type": "stdio",
          "command": "uvx",
          "args": [
            "--from",
            "git+https://github.com/oraios/serena",
            "serena-mcp-server",
            "--context",
            "ide-assistant",
            "--project",
            "<your-project-path>"
          ],
          "env": {}
        }
      },

引数を分割して args に入れれば、動作するって事だそうで、なるほどという感じなんですが、更に探すと、
参照元
https://github.com/oraios/serena/issues/323

結果これが一番簡単ぽい

claude mcp add-json "serena" '{"command":"uvx","args":["--from","git+https://github.com/oraios/serena","serena-mcp-server"]}'

最初に、設定ファイルを書き換えた事と同じ事を、コマンドにちゃんと乗せている感じです。
どちらも矛盾しないので、好きな方で対応すればいいかなと思います。

と言う訳で、自分のメモでした。

Read more

比較的最近の気になったニュース11月26日

比較的最近の気になったニュース11月26日

ここ最近色々追いつかなくて、更新が滞っております・・・・ 書きかけの記事も何個かあって・・・ぐぬぬ そんな訳で、最近気になったニュースです。 エレコム、よくやった! ひと目で「仕様」がわかるUSB-Cケーブル登場 USBケーブルって凄く種類が多くて、規格を考えた奴土下座しろって言いたくなりますw データーの転送速度と、電気の流量の組み合わせで性能に差があり、100Wの電気が流せるのに、データの転送速度が「USB2.0」相当とか・・・ 「USB3.1 Gen1」は「USB2.0」の約10倍ぐらいの速度なので、差が激しいですよね。それが全く書かれていないし、分からないケーブルも沢山あるので書いてくれるとありがたいですね。 USB Cable Checker3 ちなみにこんな製品も出ていて、USBケーブルの性能をテストできます。 実は持っている上に、クラファンで購入したので、ブログに書こうと思っているので、その内書きます。 AIは著者が中国人であることが明らかになると途端に「反中」モードになることが判明:特にDeepSeekが顕著な傾向 面白い記事ですね。学習元の影響が大きい

ローカルで効果音が作成できるAI「MMAudio」を使ってみた(「Waves Place」と同じ効果音も作ってみました)

ローカルで効果音が作成できるAI「MMAudio」を使ってみた(「Waves Place」と同じ効果音も作ってみました)

MMAudio は、ビデオやテキストや画像の入力が与えられると、動画は同期されたオーディオ、画像はそれに合った音を生成します。 使用方法は Pinokio https://pinokio.co/ こちらのアプリからインストールして、「MMAudio」を使います。 インストール方法などは別記事を書きたいと思います。 比較対象として 時計のG-shockでおなじみのCASIO(カシオ)の新サービス!AIで効果音が生成できる「Waves Place」を試してみた の記事と比較しやすいように、同じようなプロンプトで作成します。 MMAudio は、ビデオやテキストや画像の入力が与えられると、動画は同期されたオーディオ、画像はそれに合った音を生成します。 使い方が非常に簡単な上に、動画に合わせて生成できるのも使い勝手がいいですね。カシオの「Waves Place」はテキストからだけだったので、こちらの方が少し上な感じがします。 実際にできるのは、 ・テキストから効果音生成 ・画像から効果の音生成 ・動画に合わせて効果音生成 前に「Waves Place」用に作成した動画が、丁

久々にオールインワンのコード生成「DeepSite」を使ってみた

久々にオールインワンのコード生成「DeepSite」を使ってみた

AIがWEBサイトをコーディングしてくれるサービスです。 DeepSite https://huggingface.co/spaces/enzostvs/deepsite 今回はテトリスっぽいゲームを作ってもらいました 今回の完成品 https://iaisd9-blocky-blitz-bonanza.static.hf.space/index.html では本題です。 アカウント(無料)を作ると、完成品をこのように公開できます。 ちなみに無料のユーザー登録すると、制作物を「DeepSite」で公開できる機能もあるので便利です(今回はその機能を使っています)。 複数のページが相互接続された複雑なウェブサイトを構築できます。 シンプルなランディングページから、動的なルーティングとナビゲーションを備えたフル機能のウェブアプリケーションまで、あらゆるものを構築できます。 と言う事で、WEBページであれば、かなりの物を作成できるサービスなので、当然ブラウザで遊べるゲームも作る事ができるので、テトリス的なゲームを作ってもらいました。 このサービスに限らず、既にWEB

時計のG-shockでおなじみのCASIO(カシオ)の新サービス!AIで効果音が生成できる「Waves Place」を試してみた

時計のG-shockでおなじみのCASIO(カシオ)の新サービス!AIで効果音が生成できる「Waves Place」を試してみた

前に気になっていたけど、試していなかったので、今回試してみました。 CASIOのアカウントを作成する必要があります。 ちょっとめんどいですが、無料で試せるのでとりあえず作成して試してみました。 一応プレスリリースです。 AIで効果音が生成できる「Waves Place」とライブ配信専用スケジューラー「Streamer Times」を正式リリース 実際どんな交換が生成できるのか、結構気にはなってます。 効果音系のアプリも実は持っているので、そんなのと比較もしてみたいですが、今回はこのサービスがどんな感じかを試します。 まず、料金プランのリンクです。最新情報はこちらを参照してください。 一応現在時点のプランです。 フリープランでは商用は不可ですね。 「starter」プラン以降で商用利用可能です。 フリーだと月20回までお試しできる感じです。 月千円(「starter」プラン)で800回って事なので、普通は「starter」プランで使い切れない気がします。 使うとすると、基本的に必要な時に有料プランして、終わったらフリーに戻すみたいな使い方になりそうなサービスです。 実際