「Gemini CLI」を使ってみる! その4 「Gemini CLI」を使い倒したら!!選ばれたのは「Claude」でした!!

「Gemini CLI」を使ってみる! その4 「Gemini CLI」を使い倒したら!!選ばれたのは「Claude」でした!!

タイトルで落ちが・・・・w

経緯

そもそもClaudeを使える環境があるので、Claudeは利用していたのですが、外部のサービスからClaudeを呼び出して使うタイプなので、「Claude Code」を利用することはできませんでした。
とは言え、元々proプランでは使えなかった上に、Windowsから直接使うこともできなかったので、外部サービスから使うのと、特に違いがなかったのですが、「Claude Code」がproプラン解禁!となって、話は変わってきました。
それであれば、proプランに契約して使ってみないなと思っていた矢先に、「Gemini CLI」が公開!

こうなってしまうと、一旦無料は使うだけ使ってみたい上に、Windowsで簡単に使えるように設計されていて、 「Claude Code」と違ってGoogleアカウントで使えて、環境さえ整えればすぐ使えるハードルの低さが強いですよね。

そうなると、一旦「Gemini CLI」になっちゃったわけです。

ここからは、「Gemini CLI」をそれなりに使ってみた結果、無料で使えると言い
つつも、通常は「Gemini pro2.5」を使用できるのですが、ヘビーに使うと携帯電話の使い放題と言いつつ、使いすぎると速度が絞られるのと同じように、「gemini-2.5-flash」という、軽いモデル(AIモデルでサーバーの処理は軽くなるが頭がちょっと悪くなる)に強制変更されます。


無料で使用しているので、当然だと思うのですが、
・それなら有料にすると戻るのか?
・​有料でも使いすぎると強制的に闇落(「gemini-2.5-flash」)ちするのか?
その辺が気になってしまいます。

そうなると、ほぼ同じ価格でClaudeのproが使えてしまうので、Claudeの性能はある程度使っていて分かっている事を考えるとって感じです。

下の方に、「Gemini CLI」の具体的な不満は書いておきましたが、使っていて問題も多く、「できました!」とか言ってくるんですが、そもそもバグがあって動かないなんてことがザラで、品質が低い印象です。
で、結局Claudeのproプランに契約して、「Claude Code」を使いました。(やっとタイトルを回収しましたw)

「Claude Code」を使ってみた感想ですが、「Gemini CLI」で引っかかっていた苦労が何だったの?ってぐらいすんなり、思っていた機能が実装できてしまいます。
かなり性能に差を感じてしまいました。
同じようなプロンプトで実行してみた所、「Gemini CLI」では、完成したというので、実行してもエラーが出るし、エラーの修正を何度依頼しても、同じようなエラーが出まくって、ほとんど進まなかったです。
1日頑張ってみたのですが、一応動くようになりましたが、バグが色々残っていて、まだまだ修正が必要な状態でした。

そこで、「Claude Code」に、まったく同じ状態から同じようのプロンプトで実行してみた所、1回(30分程度)で動き細かい問題があるものの、大きなバグはなくある程度思った通りの状態になっていました。
この差を目の当りにして、選ばれたのは「Claude Code」って事になりました。

最後に、
現状「Gemini CLI」を使っていて、弱点というか現状でよく発生する問題を、書いていくので参考にしてください。

コードエラーが多い

そもそも「実装が完了しました! 動作確認してね☆」って、こちらに求めてくるわけですが、そもそも動かないじゃんってなります。
 それも、次で指摘している、{}の間違いとか、自分で作ったのに存在しない関数を呼び出したり・・・・
 もう少し初期エラーは減らして欲しいですね。このやりとりでトークンを消費するので、有料とかだとお金稼ぐために回り道しているみたいに見えちゃいますね。

ペアの認識が弱い

特に大括弧{}の開くと閉じるがペアであるべきですが、閉じるの忘れる事が多いです。
 また、エラーを指摘しても何度も認識できずに、繰り返し同じエラーを出し続けました。

依存関係に弱い

ファイルを分割すると、ファイル毎の依存関係がある場合に、それを認識できずにループしてしまいました。
 具体的に指示しても、あまり改善はしないので、全く同じファイルを、試しにClaude(Claude4 sonnet)に投げてみた所、あっさり問題を指摘して、修正箇所も提示してくれました。
 Claudeの方が一日の長といった感じですね。

バグを指摘しているのに、勝手に次の実装を始めてしまう時がある

こちらの指摘を無視して、次に予定している内容を作り始めました。
 見た目がおかしいだけとか、予定とちょっと違うぐらいなら、まだ分かるのですが、エラーが出てそもそも動かないのにもかかわらず。

弱点も結構ありますが、無料で使えるので、文句ばかり言ってもしょうがないというか、従量課金なら使わないですね・・・

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前に気になっていたけど、試していなかったので、今回試してみました。 CASIOのアカウントを作成する必要があります。 ちょっとめんどいですが、無料で試せるのでとりあえず作成して試してみました。 一応プレスリリースです。 AIで効果音が生成できる「Waves Place」とライブ配信専用スケジューラー「Streamer Times」を正式リリース 実際どんな交換が生成できるのか、結構気にはなってます。 効果音系のアプリも実は持っているので、そんなのと比較もしてみたいですが、今回はこのサービスがどんな感じかを試します。 まず、料金プランのリンクです。最新情報はこちらを参照してください。 一応現在時点のプランです。 フリープランでは商用は不可ですね。 「starter」プラン以降で商用利用可能です。 フリーだと月20回までお試しできる感じです。 月千円(「starter」プラン)で800回って事なので、普通は「starter」プランで使い切れない気がします。 使うとすると、基本的に必要な時に有料プランして、終わったらフリーに戻すみたいな使い方になりそうなサービスです。 実際