画像フォーマットに関する記事を見て色々と深掘りしてみた
画像フォーマットの正体とWebPの「予測マジック」を理解する
割と最近の画像圧縮フォーマットについてです。
「webp」は比較的見るようになったフォーマットですが、従来は画像のサイズが小さいのはJPGで、透明色が使えて画質を維持するのがPNGって感じで、使い分けられていると思います。
しかし、JPGは古いフォーマットで圧縮アルゴリズムも古い上に、透明色が使えないなど改良の余地が多々あるので、「JPEG 2000」というフォーマットも作成されました。
「JPEG 2000」は技術的には従来のJPEGを大幅に上回る優秀なフォーマットにもかかわらず、処理負荷の高さや互換性の問題から一般消費者向けには普及しませんでした。
今となっては、それ程負荷は高くないのですが、開発された当時(2000年代前半)のPCのスペックを考えると厳しかったと思われます。
2001年のPCスペックを調べてみました。
Intel Pentium III
256MBから512MBのRAM
20GBから80GB
Windows 98やWindows 2000が主流
この辺が平均的なスペックと考えると、結構厳しいかもしれません。
この頃のベンチマークを少し比較してみました。
Pentium4のマシンでの「3DMark 2001」を動かした例が「7378」でした。
参照したページ
当時のマシンのスペックによって違いは当然出ますが、比較的ハイエンドと仮定して7000オーバーって感じでしょうか。
現代のマシンで実際に試してみました。
購入は2022年1月に購入したマシンで計測しました。
スペックは以下
12th Gen Intel(R) Core(TM) i9-12900K (3.19 GHz)
NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti (8 GB)
その結果「111762」です。
スクリーンショットを参考にしてください。(Windows11で動いちゃいましたw)

約15倍の速度ですが、グラフィック性能が大きく影響するベンチマークな事を考えると、動かすソフトで次第なので、大雑把な目安として参考程度に見てください。
CPUやグラフィックカードの機能も当時と全然違って、画像や動画をCPUで処理する機能がハードウェアに搭載されているなど、単純な計算力以外にも差があります。
また、今回はデスクトップPCでの比較ですが、ノートPCの事も考える必要があるので、判断は色々と難しそうです。
今ではJPEG2000も軽い部類に入ると思いますが、当時のPCだと厳しかったのかなと思います。
この結果を踏まえると、時代に合った画像フォーマット必要だという事なんでしょうね。
特に次世代画像フォーマットの「AVIF」は、記事に詳しく書かれていますが、非常に処理が重いので、現時点では、まだ現実的では無いような事が書かれています。
個人利用などでは、使っても問題無いと思いますが、大手サイトアマゾンのような画像を多用しているサイトで一括変換しようとすると、かなり時間がかかって現実的では無ようです。
でも今後PCの速度が速くなったり、エンコードのアルゴリズムが改善されて速度が上がれば、現実的になってくるのでしょう
以前にZIP圧縮する時に、GPUを使って圧縮するアプリが登場した事を書きましたが、

GPUによる高速圧縮・解凍アプリ「CoZip」が登場、外部から使えるライブラリもあり
こんな感じで、色々と日々工夫されて世の中便利になっていくって事ですよね。
何気なく使っているツールも、日々進化してその時に世の中で使われているコンピューターに合わせて常に変わっている状況を見つめ直してみるのも面白いですね。
