購入したミニPC「GMKtec」の「EVO-X1」が来たので動かしてみた!

購入したミニPC「GMKtec」の「EVO-X1」が来たので動かしてみた!

ミニPC「GMKtec」の「EVO-X1」については、購入時に書いた前回の記事を参照してください。

ミニPCを購入してしまった・・・
処理の重いAI処理を行っていると、それに処理をとられてしまって、動画編集とか他の作業が滞ってしまいます。 そこで、サブ的作業、または動画編集環境のバックアップ的な意味で、高性能なミニPCをバックアップマシンにしようという考えで購入しました。 ライブ配信なんかでも利用できそうですし、汎用性の高さも個人的には決めた要因です。 購入したのは、「GMKtec」というメーカーの「EVO-X1」という機種でCPUに「AMD Ryzen AI 9 HX-370」を搭載していて、強めのCPUを積んでいます。 アマゾンのリンク GMKtec Full Spec 版 EVO-X1 AI ミニPC AMD Ryzen AI 9 HX-370(最大5.1GHz 12コア/24スレッド)搭載 LPDDR5X 8000MHz 64GB 1TB PCIe 4.0 SSD Windows 11 Pro対応

実機の写真を


「GMKtec」の「EVO-X1」という機種で、めっちゃ小さいですね。正直持って歩けるぐらい小さいです。
比較用にエネループの単三電池を置きました。

アダプターは普通ですがw

サイズ感は単三電池のエネループを一緒に撮ったので見てもらえると、なんとなくわかると思います。
高さがちょっとありますが、かなり小さいです。
さらに、縦置きするための台もついていて、通気性を確保しつつ置き方を変えられるようになっています。

とりあえず、開けてみます。
冷却も考えられていて、小さいながら使い勝手は良さそうです。

SSDは1TBモデルなので、追加でSSDを入れます。(ブルーの奴です)
AI関連の処理とか、色々使う予定なので、ストレージを追加します。

実際に起動します。
今回、仮置きなのでディスプレイに接続せずに、先日購入した「USB KVM」を使います。
詳しくはこちらを参照してください。

「USB KVM(Sipeed NanoKVM-USB)」を購入しました
KVMってなに? って事で、なんぞやってのを軽く解説 そもそもKVMには主に2つの意味があります。 1.KVMスイッチ: これは「Keyboard(キーボード)」「Video(ビデオ)」「Mouse(マウス)」の略で、複数のコンピュータを1つのキーボード、モニター、マウスで操作するための装置です。これにより、デスクスペースの節約や作業効率の向上が図れます。 2.Kernel-based Virtual Machine (KVM): これはLinuxのカーネルに組み込まれたオープンソースの仮想化技術で、Linuxをハイパーバイザーとして動作させ、複数の独立した仮想マシンを稼働させることができます。KVMを使用することで、Linuxだけでなく、WindowsなどのさまざまなOSを同時に実行できます。 で、今回は1です。2は何やら、色々と難しい感じですが、いわゆる仮想PCでPCの中にバーチャルのPCを沢山動かす仕組みで、このブログのサーバーなんかもその上で動いている感じです。(そんなサービスを利用しています) 1の話に戻ります。 昔はPC切替器なんて感じで売られていました。 ディスプ

良い感じでPCから操作できます。

セットアップをしていきます。
裏で重い作業をやらせる事が目的なので、

セットアップが終わったら色々動かしてみます。
ちなみに、ベンチマークとかは得意な方がやっているかと思うので、AI性能とかそれ系を動かした時にどんなものかを、軽く検証したいともいます。

一応「CINEBENCH R23」で性能だけ軽く計測しておきます。

AIに関しては色々と動かしてみたのですが、長くなりそうなので、軽く紹介して次の記事で詳しくやります。

今回入れたツールは以下の3つ
・LM STDIO
・AMUSE
・Pinokio

それぞれ軽く解説


「LM STDIO」
ローカルAIを動かす有名な奴。
フェイスブックの「LAMA」や少し前に話題になった中国産の「DEEPSEEK」、Googleの「gemma」など、オープンになったLLMをローカルで動かす事ができます。
仕組みが分からなくても、インストールして、ポチポチやれば動くし、PCのスペック(主にメモリー量)がある程度あればノートPCでも動かす事ができるので、ローカルでAI動かしてみたい人にはお勧めです。

「AMUSE」
AMDが開発に協力しているローカルで画像生成できるアプリです。
AMDサポートなだけあって、AMDのGPUに対応していて、AMDのGPUを持っていてれば高速に画像を生成できます。
今回のミニPCはAMDのGPU搭載CPUなので、今回はこれを使って画像生成を実験します。
AMUSE3.1.0が公開されて、性能が上がっているらしいので楽しみです。

「Pinokio」
色々な生成AIを、全部お膳立てしてくれるので、簡単に利用できるシステムです。
利用可能なものは、画像、動画、音楽、音声、と多岐にわたり、それぞれオープンな生成AIのシステムをインストールして利用する仕組みになります。
環境設定からインストールまで、全自動で初心者に優しいアプリです。
NVIDAのGPUがないと動かない物もあり(説明に書いてあります)、説明など英語でしか書かれていないので、その辺はちょっと入りにくいかもしれません。

結果が分かりやすい、「AMUSE」を少し載せて、詳しい解説や状況は次回やります。

「AMUSE」は、使用できるAIモデルが3種類あって、「fast」「balance」「quality」を選択できます。
簡単に「軽い」「普通」「重い」とか、松竹梅みたいな感じです。
それぞれ使用するグラフィックメモリーが違うので、単純に時間がかかるだけでは無く、グラフィックカードによっては、動かないケースもあります。

プロンプトは以下になります。

プロンプト

A beautiful woman in a gothic maid's outfit with a deep red slit is operating a laptop in the wilderness while listening to music on headphones with her blue hair fluttering.

日本語訳

深紅のスリットが入ったゴシック調のメイド服を着た美女が、青い髪をなびかせながらヘッドフォンで音楽を聴き、荒野でノートパソコンを操作している。

同じプロンプトでそれぞれ4枚ずつ画像を生成して、どんな感じになるのかと、4枚の生成にかかった時間を比較してみたいと思います。

「fast」速度は速いがクオリティーが低い。
(必要メモリー8GB)13.5秒

見ての通り目がおかしかったり、全体的にケバい感じになって、ちょっと残念な感じですよね。
風景とか、絵によっては良い物もできるかもしれないですが、人物は厳しい感じがします。

「balance」 速度遅い。クオリティーそこそこ。
 (必要メモリー16GB)16分53秒

だいぶそれっぽくなって、良くなっていると思います。
ただ、手がちょっとおかしいですよね。
メモリーの使用量は中ぐらいで、速度も結構遅いです。
「fast」よりは良くなっていますが、時間の割にって感じもします。

「quality」 速度は遅いがクオリティーは高い 
(必要メモリー32GB)8分5秒

今回このミニPCはグラフィックメモリーを最大32GBにできるのがポイントで、快適ではないですが、これも問題なく動かせます。

ちゃんと、髪をなびかせという表現も再現されていて、クオリティーの高さが分かります。
人物も人間ぽ差が出ているし、背景いい感じになっていますね。
時間も短いので、グラフィックメモリーを確保できれば、圧倒的にこちらの方が良いですね。

大雑把にこんな感じです。
もう少し詳しくは、また記事を書くので少々お待ちください。

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